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2010.01.24 (Sun)

ちょっとだけマンドリン(いきなり最終回)

「ちょっとだけマンドリン」と称して、
マンドリンが使用されているポピュラーミュージックをご紹介!

…するはずだったこのコーナー、
結局三日坊主にもならずこの有り様ですね。

とは言っても、ちゃんと書き溜めはしていたので、
最後の罪滅ぼしにそのいくつかをご紹介致します。

○Mr. Bojangles / The Nitty Gritty Dirt Band
収録アルバム:Uncle Charlie and His Dog Teddy


伝説のタップダンサー、Bill "Bojangles" Robinsonについて歌っているこの曲は
元々、1968年に米国のカントリーシンガーJerry Jeff Walkerによって書かれたもの。
他にもSammy Davis Jr.やBob Dylan、Nina Simone、
Robbie Williamsなど多数のアーティストにカバーされています。

カントリーバンドらしいマンドリンの使い方で、
随所で聞けるオブリガートが非常に気持ち良いアレンジになっています。
ごく最近まで首都圏では某銀行のCMソングとして使われていましたね。

○Moonshine Whiskey / Van Morrison
収録アルバム:Tupelo Honey


テンポの緩急が楽しいこの一曲。
曲の頭からフラットマンドリンのコロコロとした音色が聴けます。

彼が北アイルランド出身ということもあって、
この曲に限らず彼の作品はマンドリンの登場率が高いです。
同じアルバムに収録されている”I wanna Roo You”でも素敵なマンドリンが聴けます。

○Love in Vain / The Rolling Stones
収録アルバム:Let it Bleed


あのロックンロールバンドで、
しかもRobert Johnson作のブルーズにマンドリン?
いや、意外と良いもんです。
Mick Taylorのスライドギターばかり目立っているけど、
Ry Cooderによるマンドリンソロだって素晴らしい。

○Maggie May / Rod Stewart
収録アルバム:Every Picture Tells a Story


全英全米でチャート1位を獲得した
彼の代表曲と言っても差し支えのないこの曲で
マンドリンが使われているのは名誉であると勝手に思っています。
昨年の来日コンサートでもしっかり演奏してくれていました。

アルバムの曲順では直後に収録されている
”Mandolin Winds”なんていう超どストライクな曲もありますが、
そちらのマンドリンソロもまた秀逸。

○Sleepless Night / Norah Jones
収録アルバム:Feels Like Home(日本版ボーナストラックとして収録)


彼女の2ndアルバム。
アルバム全体がカントリーチックな雰囲気なのですが、
この曲のサビで聞こえるマンドリンの音色が特に牧歌的な雰囲気を高めています。

2曲目にThe BandLevon HelmGirth Hudsonが参加しているので
「もしかしたらこのマンドリンもリヴォンが?」
と思っていたら他の人によるものでした。残念。
彼のマンドリンは最近のソロアルバムで楽しんで下さい。

アルバム“Not Too Late”収録の”Sinkin’ Soon”でも感傷的なマンドリンが聴けます。

○Heard it all before / Emiliana Torrini
収録アルバム:Me and Armini

彼女はイタリア人の父とアイスランド人の母を持つ女性シンガーです。
アコーディオンの音色と手拍子の入り具合から
タンゴやフラメンコを連想してしまう曲調なんですが、
そこにマンドリンのトレモロサウンドが違和感なく絡んでいます。

その他、
The Battle Of Evermore / Led Zeppelin
If You See Her, Say Hello / Bob Dylan
It'll All Work Out / Tom Petty & the Heartbreakers
Mississippi Kid / Lynyrd Skynyrd
Carolina Drama / The Raconteurs
Rag Mama Rag / The Band
Losing My Religion / R.E.M.

など、
多々マンドリンが使用されている名曲が存在します。

マンドリンの違った一面を知るためにも、
何枚か手に取って聴いてみてはいかが?

P.S.
今私がこれを書いているここトルコでは
"Saz(サズ)"という見た目がマンドリンにソックリな楽器があります。
マンドリンの先祖であるリュートが元々アラビア起源のものなので
マンドリンの兄弟みたいなものですね。
(ちなみに、我々の演奏会の最初に登場するシンバルもトルコ起源なのはご存知?)
見た目も音色もオリエンタルで素敵なんですが、
フレットの間隔がかなり独特(しかも可動式)なので音程が非常に取り辛いです。

Gule gule!(それでは!)
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2009.08.19 (Wed)

モモンガ


世間同様、明学マンクラもお盆休み中です。

これといった活動報告もないので、
"ちょっとだけマンドリン"と称して、
マンドリンが使われているポピュラーソングを1曲取り上げて、
紹介するコーナーを勝手に開設しました。

今後どれほど続くのかは分かりませんが、
記念すべき第一段は
はっぴいえんどの『暗闇坂むささび七変化』という曲。

弾いているのは細野晴臣さん。
独創的且つファンキーなベースには定評のある方ですが、
マンドリンも弾いているんですね。

使用しているのは恐らくフラットマンドリン
我々のようなマンドリンオーケストラが普段使用しているマンドリンは
楽器の裏側がアルマジロの背中のように丸くなっている
ラウンドバック(ボウルバック)と呼ばれるタイプのものですが、
両面とも平面になっている
(本当はヴァイオリン族のように少しだけアーチがかかっている)
フラットバックと呼ばれるタイプもあるんです。
こちらは主にカントリーミュージックやジャズに使われています。

低音弦側にある渦巻き(?)にストラップをつければ
立ちながら演奏することもできて便利ですよ、アレ。
ガシガシ弾けます。

で、肝心のプレイですが、
かなりブルーグラスですね。
コード弾きもトレモロも一切ナシ。
ちょっとばかりでなく、
リードギターならぬリードマンドリンといわんばかりに
全面的にマンドリンがフィーチャーされています。

ギターでコピーを試みた際にどうも指使いがしっくり来なくて、
『何か変わったチューニングを使っているのに違いない』
と思って調べてみればその正体はマンドリンだったワケです
(音色で気づくことができなくて恥ずかしい…)。

マンドリンが使われているのはこの1曲のみですが、
収録アルバム『風街ろまん』(1971)は良い曲面白い曲揃いです。

(メンバーの薬物使用問題で回収されていなければ)
どこのCDショップにでも置かれているはずなので、
興味があれば手に取って聴いてみて下さい。
本当に名盤です。
ソロ1作目『HOSONO HOUSE』も良いです
(このアルバムでも再びマンドリンが聴けます)。

Cb.パート アラキ


近年のライヴの映像を発見したのでアドレスを貼っておきます
直接リンクを避けているので、
先頭に小文字で"h"を足してアドレス欄にペーストして下さい。

"細野晴臣 Tokyo Shyness 暗闇坂むささび変化"
ttp://www.youtube.com/watch?v=ATJun3EUWRA
23:05  |  ちょっとだけマンドリン  |  TB(0)  |  CM(1)  |  EDIT  |  Top↑
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